医療保険における日帰り入院手術と外来手術

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2023年10月25日医療保険における日帰り入院手術と外来手術

コラム

「大腸ポリープが見つかって日帰りで手術したんだけど」と言ったご照会を
頂くことがあります。
日帰り入院による手術と外来手術の違いについてお伝えします。
日帰り入院は、そもそもその医療施設に入院施設としてのベッドがあることが
前提となります。このベッドは外来診療のためのベッドとは異なります。
その医療機関に入院するためのベッドがなければ、「日帰り入院」は
できないということになります。

その上で、日帰り入院かどうかは、医療施設の領収証で確認することができます。
病院の領収証はいろいろございますが一般的には、請求期間の開始日と終了日が同一でも、
「入・外」(「入」が入院、「外」が外来という意味)の区分が入で、
「入院料等」に診療報酬点数の記載があれば日帰り入院ということになります。

日帰りで病院にて手術をした場合でも、その領収証の「入・外」の区分が入ではなく、
外となっている、「入院料等」に診療報酬点数の記載がない場合は、
外来手術ということになります

入院施設がある医療機関でも日帰りの手術を「外来扱い」とするか「入院扱い」とするかは
医師の判断によりますが、術後の経過に問題がなくそのまま帰宅した場合は
外来扱いのケースが多いようです。

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