TOP > 梅雨入りの動向と災害への備え② 災害をもたらす雨の降り方とは
梅雨の時期は、梅雨前線が停滞して、同じ場所で激しい雨が数時間にわたって降り続くことで、大雨になることがあります。
こうした大雨によって、河川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水などが発生しています。
気象庁は雨の強さと降り方を示していて、
1時間に50mmから80mm未満の雨を「非常に激しい雨」、1時間に80mm以上の雨を「猛烈な雨」としています。
「非常に激しい雨」とは、滝のように降る雨で、このよう雨が降り続くと、地下街に水が流れ込んだり、
マンホールから水が噴出したりするなど、多くの災害が発生する可能性があります。
「猛烈な雨」は息苦しくなるような圧迫感があり、視界が悪くなるような雨です。
「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」が降り続くと、総雨量が数百mmに達して、大規模な災害が発生する恐れがあります。
(詳細は気象庁HP「雨の強さと降り方」https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html)