歩行者のいる信号機のない横断歩道での一時停止する車は3割

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2022年4月21日歩行者のいる信号機のない横断歩道での一時停止する車は3割

コラム交通安全レポート

信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしています。そこに車が通りかかりました。さて、どのくらいのドライバーが、横断歩道の手前で一時停止すると思いますか?

正解は、全国平均で約3割(※)。「ずいぶん少ないな」と驚く人もいるでしょう。歩行者に先を譲ってくれないドライバーが、およそ7割にも上るのですから。

人間の考えは、立場によってコロコロ変わるものです。自分が歩行者のときは、横断歩道で停止してくれない車に腹を立てます。ところが、運転する側になると、自分が急いで通り過ぎたほうが、歩行者も渡りやすいだろうなどと考え、歩行者の気持ちを忘れがちになってしまいます。あなたには、心当たりはありませんか?

(※)日本自動車連盟「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2021年調査結果)」

横断歩道では歩行者優先
横断歩道は歩行者が通行する場所です。当然、車よりも歩行者が優先されます。まずは、この原則を思い出しましょう。

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