TOP > 大地震の時、トイレは使えません!?
1995年1月17日の阪神・淡路大震災から今日で25年を迎えました。
以降、社会全体の防災意識は大きく変わりました。皆様のご家庭でも防災グッズや
備蓄はされていることと思います。
さて、タイトルの通り、大地震の際にはトイレが使えなくなることはご存知でしょうか。
大地震が起こり、建物に大きな変形が起こると排水管にも歪みが生じます。
それにより管が割れたり、つまりが発生しているところでトイレを使用すると
汚水の漏水や逆流が生じることがあります。集合住宅なら階下の方にご迷惑がかかることもあります。
また、建物が大丈夫だとしても下水管はどうでしょうか。東日本大震災でも問題になった液状化などで
下水管に破損が生じていると汚水が路上にあふれて衛生状態が悪くなります。
そのために、防災グッズの中には携帯トイレのご準備をお勧めします。家族人数×一週間程度を用意しておきましょう。