TOP > 夏本番を前に熱中症にご注意
夏本番を前に、じっとりとした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する6月~7月初旬に差し掛かります。
身体が暑さに十分順応できていないこの時期から夏本番に向けて、特に注意したいのが「熱中症」です。
「熱中症」は、気温や湿度の高い環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温調整機能がうまく働かなくなってしまったために現れるさまざまな症状の総称であり、
梅雨明け前後をピークとして、時間や場所を選ばず、赤ちゃんから高齢者まで誰にでも起こりえます。
意外なところでは、気温が低い日でも湿度が高いと「熱中症」にかかりやすくなり、
また、家の中でじっとしていてもかかることがあります。
救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多くなっています。
「熱中症」を予防するための対策としては、・暑さを避ける・服装を工夫する・
こまめな水分補給をする・暑さに備えた体つくりを行うなどがあります。
万が一「熱中症」が疑われる場合には、次の応急処置を行ってください。
・涼しい環境に移す・脱衣を冷却を行う・水分と塩分を補給するなどです。
それでも、症状が改善しない場合には医療機関に行く等の対応が必要となります。
しっかりと体調管理を行いながら、体調には敏感になり、これからの季節を乗り切っていきましょう。