土砂災害とは？

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/dosha_saigai/map/kasenbu0084.html　（東京都建設局のHP）

土砂災害とは、山やがけがくずれたり、くずれた土砂が雨水や川の水と混じって流れてきたりすることによって人命が奪われたり、土砂災害は、大きく「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」の３つに分類することができます。

【土石流】

建物を押しつぶしたりする災害のことです。大雨、地震、火山の噴火などがきっかけで発生します

土石流は破壊力が大きく、速度も速いので、大きな被害をもたらします。

【地すべり】

大雨などが原因で山や谷の土・石・砂などが崩れ、水とまじってどろどろになり、一気に流れ出てくる現象です。

地すべりは家や畑などもいっしょに、地面が大きなかたまりのまま動きます。

地すべりが動く速さは、ふつうは目に見えないほどゆっくりですが、一気に動くこともあります。

また、１つの場所で何十年にもわたって少しずつ動く地すべりもあれば、地震などがきっかけで突然起きる地すべりもあります。

【がけ崩れ】

比較的ゆるい傾きの斜面が、雨や雪解け水がしみこんだ地下水によって、広い範囲にわたってすべり落ちていく現象です。

がけ崩れは一気に大量の土砂がくずれ落ちてくるため、がけの下にいる人は逃げ遅れることが多いです。

急な斜面が突然崩れ落ちる現象です。雨水ががけにたくさんしみこんだことが原因で起きたり、地震のゆれによって起きたりします。